機械加工における品質向上のポイント
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4.機上計測の適用事例

4-2 タッチプローブ方式

タッチプローブ方式の場合、加工機への適用は主にマシニングセンタが対象となります。

タッチプローブ方式 タッチプローブ方式

タッチプローブ方式は、マシニングセンタのスピンドル部にスタイラス付センサーを装着し、機上計測機能付マシニングセンタとして活用する方式です。
内径測定、外径測定、内側又は外側の幅測定、段差測定、真直度・平面の測定等が行えます。

タッチプローブ方式の機上計測をマシニングセンタに適用することで、以下のようなメリットがあります。

タッチプローブ方式(ブルーム社)のマシニングセンタ適用へのメリット

マシニングセンタのスピンドル部にATCで装着することが可能なため、インラインへの適用が容易になります。

マシニングセンタの送り駆動系を活用した高速動作により、大幅な計測時間の短縮が可能になります。

ワークを取りはずさないため、次工程へのすばやい対応が可能となります。

その結果、機上計測を採用することにより、作業の平易化 統一された数値化 生産性向上 が可能になります。

大幅なコストダウンが実現

専用のソフトウェアを活用することにより、CADデータに基づくワーク自由曲面の計測が可能です。

3次元CADデータに基づく面形状計測
計測プロセスの流れ
A
CAD/CAMシステムからの形状データ取り込み マウスによる計測点の選定
/
B
計測点は座標点の入力により置き換え可能 タッチプローブ経路の決定及び表示
/
C
測定点のすばやい変換(ポスト処理不要)と機械への自動送信による測定実行
D
ADIFによる測定結果の自動読み込みと評価 誤差数値の色分け表示
/
E
多数の測定点を表示し、数値による表示以外に針の長さや色彩による表示も可能
/
F
表にした測定レポートをワーク計上と共に印刷可能 CSVフォーマットによる測定結果の出力が可能

測定計測の基本と応用