硬さとは、それが他の物体(圧子)によって変形を与えられようとするときの抵抗の大小を示す尺度です。
ワークの硬さを測る硬さ試験は、大きく次の4つに分類することができます。
ブリネル硬さ試験
硬球または超硬合金の圧子を被測定物に押し付け、それによってできたくぼみの表面積で、その荷重を除した商をその材料の硬さとする試験法(HBSかHBWで表す)
例:鋳物
ビッカース硬さ試験
被測定物に四角すいのダイヤモンドを押し付け、できたくぼみの対角線から求めた接触面積で、その材料の硬さとする試験法(記号HVで表す)
例:超硬合金
ロックウェル硬さ試験
被測定物に硬球または超硬合金球を被測定物にあて、まず基準荷重を加え次に試験荷重を加え、再び基準荷重にもどしたときの圧子の侵入深さの差で、その材料の硬さとする試験法(記号HRCで表す)
例:ベアリング、鋼板
ショア硬さ試験
被測定物にダイヤモンドまたは焼入れした鋼が先端についた一定重量のハンマを落下させ、それが被測定物に当たって跳ね上がる高さによって、その材料の硬さとする試験法(記号HSで表す)
例:ロール、鉄鋼材料





近年では各硬さ基準への変換機能を備えた、ポータブルタイプの硬度計も登場しています。現場で簡易的に使用するのに便利なタイプです。
測定計測の基本と応用