測定計測の基本と応用
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4-10真円度測定機

JIS B7451によると、真円度測定機とは回転機構を持ち、接触式検出器によって被測定物の円周方向の半径の変化、または円周方向および軸方向の半径の変化を測定することを目的とする測定機と規定しています。
真円度測定機の種類は、回転機構によって載物回転形と検出器回転形、回転一直動機能形に区分されます。一般的に多く利用されているのは載物回転形です。
また真円度の測定には、半径法、直径法、三点法の3つがあります。とりわけ理想的な方法とされ、JISにも規定されているのが半径法です。さらに半径法によって真円度を評価するには以下の4種類があります。

真円度の評価法

最小二乗中心法(LSC) 最小二乗中心法(LSC)
測定によって得られた形状に対して、偏差の二乗和が最小となる円に同心で外接する円と、内接する円との半径の差をもって、その形状の真円度とする方法です。

最小領域中心法(MZC) 最小領域中心法(MZC)
測定によって得られた形状を二つの同心円で挟んだとき、これらの円の間隔が最小になった場合の半径の差をもって、その形状の真円度とする場合です。

最大内接円中心法(MIC) 最大内接円中心法(MIC)
測定によって得られた形状に対する最大の内接円と、同心で外接する円との半径の差をもって、その形状の真円度とする方法です。

最小外接円中心法(MCC) 最小外接円中心法(MCC)
測定によって得られた形状に対する最小の外接円と、同心で内接する円との半径の差をもって、その形状の真円度とする方法です。

真円度測定機
真円度測定機
真円度測定機の利用例
コーナー/小穴/内対面

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